作品一覧
Works of Hyakko

春日市・大野城市・太宰府市・筑紫野市・那珂川市
Kasuga City, Onojo City, Dazaifu City, Chikushino City, Nakagawa City

春日市・大野城市・太宰府市・筑紫野市・那珂川市 / 074「四十七士・討ち入りの図」
※絵馬の一部をピックアップしてご紹介しております。
074「四十七士・討ち入りの図」
104×165cm / 1918(大正7)
神社での閲覧可能
元禄14年(1701)3月14日に赤穂藩主の浅野内匠頭(あさの・たくみのかみ)が江戸城・松の廊下で吉良上野介(きら・こうずけのすけ)を切り付け、浅野は即日切腹し御家断絶となるが、一方の吉良には一切の咎めはなかった。翌15年12月14日にその事を不服に思った筆頭家老の大石内蔵助(おおいし・くらのすけ)をリーダーとした赤穂浪士47士が吉良邸に討ち入りし、藩主の仇討ちを成し遂げる。討ち入り後は吉良の首を浅野内匠頭の墓前に供え、幕府に報告し幕府の指示に従って全員切腹しました。当時この赤穂事件を基に書かれ上演された人形浄瑠璃や歌舞伎は大人気を博し、戦後も何度でも映画化されテレビ番組が作られた。この絵馬も一部顔料は剥落しているものの、全体として程度もよく貴重な文化財です。